60代在宅介護家族手記(3)
60代在宅介護家族手記(3)
少し時間が空きましたが其の②に続き最近の情況です。
弟の所より母を再度 (東北より) 引き取り東京都下で一年弱経ちました。
母は物忘れが少々進行した様ですがまだ私の名前や過去の事も覚えています。
外出は車椅子を私が押して週に何度も散歩がてらお出かけしています。
昨日も夕食はファミリーレストランで済ませました。
只、私も仕事をやっていますので留守の時が心配で、二ヶ所の施設より各1回、週二度のヘルパーさんを夕食時にお願いする様になりました。
夕食は作り置きしています。
当初は一時間お願いしていましたが、夕食の温めとお茶を入れて頂く位のものですので、あとヘルパーさんがする事が無いので現在は30分に時間を短くしました。
それと母が緊張して落ち着かないと私にこぼす事もあっての時間短縮でした。
私の職場関係で旅行の時など2度ほどショートステイも利用してみました。
母がショートステイ先で体験した事を私に話します。
年上や同年輩や年下の方がステイ先での行動を失敗を見ていると、しみじみ認知症で人生を感じると話しています。
母は大正7年生まれ両親の仕事関係で台湾で生まれ、小学校時期に日本に帰って来ました。
大戦前後を経験し苦労をしましたが私達子供を育ててくれました。その経験があるのでしょうかとても気丈夫です。
また、私の一日の予定や母の薬時間等は水性ボードに書き込み連絡帳代わりに使っています。
書き込んでいないと母が不安になる様ですので、なるべく細かく時間帯まで書くように最近はしています。
まだまだ母には長生きをして欲しく思っています。
私が出来る範囲まではホームには入れたくありません。
母の意識がしっかりいている間は母と一緒に暮らしたいと思い頑張っています。
2014・8・17
※掲載依頼の投稿がありましたので掲載致しました。
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