私は幼い頃から父が野球好きということもあり、夏になると1日中高校野球中継が聞こえてくるという家庭環境で育ちました。

今ではすっかり私も野球好きとなり、毎年楽しみにテレビ観戦しています。

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今大会は、開会が台風等の影響で2日間順延されたり、悪天候の中の試合が多く、天候には恵まれなった印象がありました。

また、今大会の特徴は、日本文理(新潟)、敦賀気比(福井)がベスト4進出などに代表されるように北信越勢の躍進と、最後まで目が離せないドラマティックな試合が多かったような気がしました。

最後まで目が離せない試合と言えば、決勝戦の「大阪桐蔭」対「三重」の試合を取り上げたいと思います。

途中までの経過は、2回表「三重」が先頭の稲葉君が右中間に二塁打を放ち、中林君のタイムリー二塁打などで2点を先制すると、「大阪桐蔭」は2回裏に福田君のタイムリーヒット、3回裏に香月君のセンターへの犠牲フライで同点に追いついた。

しかし、「三重」は5回に1点勝ち越した。3-2で向かえた7回の攻防がこの試合の明暗を分けたイニングであったと思いました。

7回表「三重」は1死3塁の場面でスクイズのサインを出したのである。

外角に大きく外れる球に食らいつこうとしたバットを思わず引いてしまった宇都宮君。3塁ランナーはアウトになり、スクイズは失敗、追加点を奪えなかった。

7回裏「大阪桐蔭」が「ピンチの後にはチャンスあり」の格言通りに「三重」の今井君が連投の疲労からか四死球とヒットで二死満塁のピンチを招く。

バッターは「大阪桐蔭」の主将の中村君は高めに浮いた甘い球を見逃さず、センター前ヒットを放ち、2者が生還して4-3と逆転した。

9回表「三重」は最後まで諦めず、2死1・2塁と「大阪桐蔭」の福島君を追い詰めたが、あと一歩及ばなかった。

「大阪桐蔭」の見事な優勝おめでとうございます。

また、敗れたとは言え、最後まで諦めず、戦い抜いた「三重」の準優勝にも心から拍手を送りたいと思いました。

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最後に、「三重」の今井君は6試合で814球、「大阪桐蔭」の福島君も準決勝で160球と決勝も完投でした。

このような起用をしていたら、まだ成長段階の高校生に過度の負担となり、ケガや故障につながり、優秀な人材を潰してしまう恐れがあるので、心配です。

中・長期的視野で考え、投球数の制限や延長戦のイニング制限などのルールの見直しを考えるいいタイミングではないかと思います。