少し大変だけど“おいしいお仕事”

今日は私の旧友のお話をしようと思います。
彼は私と同じ障害者なのですが彼曰く最近おいしいお仕事をしているというのです。

会うのも久しぶりなので食事をしながら詳しく聞いて見ましたが友人との話はこんな感じで始まりました。

私「久しぶり、元気そうだね。ちょっと太ったんじゃないの?」

ここから友人談です↓
■少し前にSさんという人と知り合ったんだ。
彼との出会いは地元の草野球チームに所属している知り合いに誘われて、草野球の応援に行った時、声をかけられたのがはじまりだったんだ。
ベンチで野球談義や世間話をしているうちに仲良くなってね、連絡先を交換したんだよ。

それから暫くしてある冬の夕方に彼から電話があったので話を聞いてみると、「明日の夜は何か予定がありますか?」というんだ。私が「ありません。」と応えると「夜7時に自宅に迎えに行くから、よろしく!」という話になって、その時聞いたんだけどSさんは個人で水道事業を営んでいる事業主で、仕事は主に一般家屋の水漏れ・つまり等から大手のスーパーの配水管の緊急対応や浄化槽などの定期点検を請け負っているらしいんだ。

そして翌日、迎えに来た車のに乗り、詳細を聞いてみると「今日の現場は、駅前スーパーで配水管の緊急対応等で作業が長時間なのと駐車禁止区域に車を止めるから、車の中で留守番してくれ」っていうんだ。
私の手・足が不自由であることを承知の上で、でもまあ留守番位なら出来るだろうと思って頼んでみたんだって。

 

 

私もね一見、楽そうな仕事に思っていたんだけどやってみるとね留守番中は、エンジンを止めて、電源も止めているからエアコンも使えないしね。夏の暑さ、冬は寒さに耐えなくてはいけないしトイレが近くに無いときは、ある程度我慢もしなくちゃいけないしね。
たまに、近所の住人からのクレーム対応なんかあったり、思った以上に少し大変なこともあるんだよ。
先日は、Tダム集落の水質検査や浄化槽点検の関係の依頼で一緒に行ってきたけど、残暑のきびしさや沢山の薮蚊に刺されたりで大変だった。

でもね、大変なことことばかりじゃなくて、彼は現場周辺のおいしい食堂などに滅法詳しくてね、必ずおいしいお店を紹介してくれるんだ。

oisii-sigoto

だから私にとっては、少し大変だけど本当においしいお仕事で、有難い仕事だなと思っているんだ。
ここまで友人談です↑

私、そう言えば彼はものすごく食いしん坊だった(いわゆるグルメではなくて)事を思い出しました。
今のこのご時世に健常者でも就職難でまして障害者となると尚更です。
友人からはSさんへの感謝の気持が伝わってきましたし良かったなと思いました。
私も今更ながらに人の縁は本当に大切にしないといけないなと改めて思い至った次第です。